チョコレートのお菓子を作ろうと思った時絶対に出てくるワード
『テンパリング』
この作業を行わないと美味しいチョコレートのお菓子は作ることはできません!
ただお菓子作り初心者さんやテンパリングをしたことがない方にはとても難しく思っちゃいますよね?
何を隠そう自分もそうでした。
でもコツを掴めばとても簡単なんです!
今回はテンパリングの簡単で失敗しにくい方法を紹介します♪
それではスタート☆
そもそもテンパリングとは?
簡単に説明すると、チョコレートをただ溶かすだけではなく温度調整を行なってあげること。(調温)
テンパリングを行うと↓
①口溶けが良くなる
②ブルームが出ない(白い斑点や白い波模様)
③美味しさが長持ちする
④作業しやすい
⑤ その他
なぜテンパリングを行うことによってそのようになるかは長くなるので違う機会に説明します!
テンパリングには色々な技法があります。
- 水冷法 →(チョコの温度を冷水で下げ、お湯で温度を整える)
- タブリール法 → (溶かしたチョコをマーブル台に広げて温度を下げる)
- シード法 → (溶かしたチョコに温めていないチョコを入れて調温する)
などです!
そして今回紹介するのは
『電子レンジ法』です!
こちらの方法を使えば火や水をつかわずに、少量(家庭でチョコレート菓子を作るのには充分な量)でもテンパリングを取ることができます。お菓子屋さんでも使っている所は多いです。
あまいろさんもこの方法お店でちょくちょく使用してますね♡あっという間にチョコレートのパーツを作っているのを見たことがあります♡
テンパリング【電子レンジ法】
使う道具
- 電子レンジ
- 耐熱性ボール
- ゴムベラ
おしゃれにお菓子作りをするなら透明なボウルがおすすめ☆耐久性能に優れ、耐熱なのでいろいろな用途に使えます♪
耐久性は少し劣りますが軽くて割れにくいのでお子様とのお菓子作りに最適なボウルです☆
使う材料
・クーベルチュールダークチョコレート…適量(今回は100グラムで使用しています)
今回使っているのはこちらのチョコレートです!大東カカオさんのプラティークは安価ですが味わいがあり、流動性の面など全体的にバランスの良いチョコレートです♪
テンパリング電子レンジ法
① ボールにチョコレートを入れます。
②電子レンジにかけます。500Wで20秒
③ゴムベラを使用してしっかり混ぜます。
④あとは②〜③を繰り返していきます。少し溶け出したら電子レンジにかける時間を徐々に減らした方が失敗しません。
最初以降は量にもよりますが10秒~5秒ぐらいで刻んでいきましょう!温めすぎを防ぎます♪
☆溶けきったらOK☆
溶けきった瞬間で止めないとそれ以降は温めすぎになりますので注意してください
※温めすぎたらテンパリング失敗してしまいます
⑤テンパリングチェック
(スプーンなどに少しつけて5分くらいで綺麗に固まればOK!室温が22℃を超える場合は冷蔵庫に入れてチェックしましょう。)
5分後
指で触ってくっつかなければ完成☆
この方法が1番簡単なテンパリングだと思います!
ちなみにチョコレートを温めすぎたりするとテンパリングが外れてしまいます
これは失敗例ですね↓もしも失敗してしまったときはどうしたらいいですか?
水冷法ならば温めなおしてやり直すことができるのですが電子レンジ法のデメリットは失敗してしまったら水冷法に切り替えるか、また新しく袋から取り出したフェーブ状【固形】のチョコで電子レンジ法を再スタートするかになってしまいます。
なので失敗しないしないように刻みながら電子レンジで温めましょう♪
テンパリングを上手くできると色々なことに使えるようになるのでぜひ挑戦してみてください♪
別の技法のテンパリングはまた違う機会で紹介します!
少量で出来るのでおうちでパパっとチョコレートの飾りなど欲しい時にかなり便利な方法ですね♡今回もありがとうございました♡