- シュクレスフレを作りたいけど専用の飴ポンプがない
- 飴ポンプを買いたいけど高すぎて手が出しづらい
- 頻繁に使うわけではないからお手軽&お手頃な飴ポンプを探している
このお悩みを解決します!
製菓を学んでいる学生さんや飴細工を始めたばかりの方はきっとこの問題にぶつかると思います
飴ポンプのお値段かなり高いですよね
初めて値段を聞いた時びっくりした事を覚えています
当然飴細工を始めた頃の自分では手が出せるわけもなく先輩に借りたりしていました
だけどそれをずっと続けるわけにもいかないですよね。
そこで当時の自分は飴ポンプを自作する事にしました!
実際その自作飴ポンプを使ってコンテストに出品した作品も数多いですし、良い結果も頂いていました。
それにフリマサイトなどで現在飴ポンプを探してみると穴が空いてしまったのかテープで補正してある写真などたくさんありますよね
ジャンク品を買うのは嫌だし、そもそも高価な物で壊れたりするのはかなりショックが大きいです
なので今回の記事を読む事によって
- 飴ポンプの自作の仕方が学べる
- 安価で飴ポンプを作れるのでシュクレスフレの練習をするハードルが下がる
- 飴ポンプ自体を作る事により深くシュクレスフレの仕組みを学ぶ事が出来る
このようなメリットがあります
自分は現在市販されている飴ポンプを使用しています
過去に使っていた飴ポンプは後輩に譲って手元にありませんが、本当に最近までは愛用していました。
使い心地は市販品には少しだけ劣りますが負けないくらい綺麗なスフレを作れます
愛着ある相棒になる事間違いなしです
では早速スタート☆
飴ポンプを製作する方法
飴ポンプの材料
- カメラのブロアー
- ゴムチューブ【内径5ミリ】20センチぐらい
- アルミ製の筒【内径5ミリ】15センチぐらい
- 頑丈なビニールテープ
- 瞬間接着剤【必要な場合】
ゴムチューブもアルミの筒もホームセンターで手に入れる事が出来ます
ゴムチューブは量り売りされているので必要な長さ購入しましょう
アルミの筒は自分が今まで見たところ1メートルからしか売ってなかったのでそれを購入し好きな長さにカットしておきます
ブロアーやテープなどは100均のもので大丈夫です♡
今回はアルミの筒とゴムチューブの内径を揃えました
ブロアーの先端の太さによって変わるので調整してください
ちなみにダイソーさんで購入したこちらのブロアーは内径5ミリのゴムチューブにフィットしました
飴ポンプの作り方
①ブロアーの先端を少しだけカットする
②ゴムチューブを被せる
ここではできる限り奥まで刺せるようにします
③アルミ製の筒を反対側のゴムチューブの中に差し込む
④ブロワーの方だけテープでしっかり固定する
完成
- ブロワー 約100円
- アルミの筒 約240円
- ゴムチューブ20センチ 約45円
- テープ 100円
- 計 約485円
こんな簡単にできるんですね!でも実際使えるか心配になります…
自作飴ポンプでシュクレスフレを作る
という事でここからは実践編です
引き飴を用意しました
①適量引き飴の硬さを整える
②帽子のような形にする
③アルミの筒の部分を炙って飴をかぶせる
④少しずつ回しながらブロアー部分を押していく
⑤キラキラになって少し粗熱が取れるまでゆっくりブロアーをおす
⑥ 粗熱が取れたらアルミ部分を炙ってスフレを抜き取る
⑦余分なところをカットして完成
ちゃんとキレイに出来ましたね♡
飴ポンプを自作するポイントまとめ
今回のポイントまとめです
- ゴムチューブ、アルミの筒の内径をブロアーの口のサイズに合わせる→しっかりと固定するため
- ブロアーの口は少しだけカットする→カットしすぎるとと空気の勢いが小さくなるので注意
- テープでしっかり固定する→シュクレスフレを製作する時は想像以上の空気のパワーが集まるので固定が甘くならないようにする
いかがでしたか?
想像よりも安価で簡単に作れたと思います
今回紹介した自作飴ポンプは学生さんに特に喜ばれるのではないでしょうか
自作することによって道具の大事さを知るかなり良いきっかけにもなります
飴細工をするにあたって道具がないからシュクレスフレをやらない、やる回数が減るなんてかなりもったいないです
どの技法も練習に時間をかければかけるほど上達してくるものなので今回の記事で取り組みやすくなるきっかけになれば嬉しいです
製作時間も10分もかからないですし、かなり簡単でしたね♡作りあげた自作飴ポンプと共に飴細工の練習いっぱいがんばります♡今回もありがとうございました♪