お菓子の定番で大人気のタルト
自分も大好きなお菓子です♪タルトカップなどの市販品を使うのもいいですが、できれば手作りがおいしいですし気持ちも入りますよね☆
- そもそもどのようにしてタルトを作っているかわからない
- タルトづくりに必要な道具は??
- 敷き込みをするポイントを詳しく知りたい!!
このようなお悩みを今回は解決していきたいと思います!現役パティシエとして働いている自分が普段タルトのしき込み中に気を付けているところやポイントなどをお伝えしていこうと思います♪
今回の記事を読みことによって
- フォンサージュの基本を学ぶことができる
- タルトづくりでの失敗しやすいポイントを知ることができる
- 応用の敷き込み方を学ぶことが出来る【バルケット型】

このようなメリットがあります♪
ご家庭でのお菓子作りがぐーんとレベルアップできますのでぜひご覧ください
ではさっそくスタート☆
フォンサージュとは
一般的にタルト型に生地を敷きこむことを指します
生地を上手に扱わないと部分的に薄くなったり厚くなったりと味覚を左右してしまうとても大事でテクニックが必要な作業のひとつです

手作りタルトをするなら絶対覚えておきたいですね♡

タルトを敷きこむのに使う道具
- タルトリングやタルト型
- スケッパーORカード
- 麺棒
- パレット
- タルトストーン
- 3ミリのスライサー(なくても可)
- グラシン
- 抜き型


今回使うタルト型はこちらです☆


今回はパートシュクレを使ってタルト台を作っていこうと思います☆

↓パートシュクレの作り方はこちらからどうぞ♡わかりやすく丁寧に説明しています♪

タルトの型に生地を敷きこむ方法
①生地をこねて硬さを均一にする

②麺棒を使い生地の厚さを3ミリぐらいになるまで伸ばしていく

③生地の内側に手を通しくっついていないかの確認をする


この作業は生地を抜いた時の縮み防止の役割もあります☆
④取りたいタルト型のひとまわり大きい抜き型を使って生地を抜く


⑤タルト型の上に抜いた生地を乗せて型の中に軽く織り込むように入れる


⑥作業台に置いたまま両手を使い型の角に生地が入り込むように敷きこむ



裏から見て角まで生地が来ていないのがわかりますね☆


次はOK☆角まで生地がいっています♪
⑦型からはみ出した生地をパレットを使ってとる


パレットの刃の部分を生地に当てて下から上にひくイメージです!

⑧冷蔵庫で30分以上休ませる
⑨生地にグラシンをしいてタルトストーンを乗せる




タルトストーンは何のために必要なんですか??

焼いているときに生地が浮き上がらないようにするためだよ!タルトストーン自体も熱を保つから内側まで焼き色が付きます☆

なるほど♡大事ですね!!
⑩170℃で15分ほど焼いたら完成


別の型でもやってみましょう♪

型のひとまわり大きく生地を抜いて…



軽く織り込むように入れていって☆


次にタルトの型の角を意識しながら回すように敷きこんでいくんでしたね♡


あとはパレットで余分な生地を取って休ませる♪



お船の形の型も同じようにするんですか??

その方法でもできるけど今回はせっかくだから違う方法でいきます♪

違う方法!?楽しみ♡
ボート型(バルケット型)の敷き込み方
①生地をこねて3ミリ厚に伸ばす
②ボート型を少しだけ間隔をあけて広げる
③少し生地を緩ませながら型の上に敷く

④生地の端を丸めてポンポンと型の中を押していく



⑤生地が角まで敷きこまれたら麺棒を使って余分な生地を落とす


⑥冷蔵庫で休ませて、グラシンを敷きタルトストーンを乗せる


⑦170℃で15分ほど焼いたら完成☆


複数を一気に敷き込むことができましたね♡

数を多めに作りたいときに効果的な方法です☆

焼き方にポイントはありますか??

使う用途によって焼き方を変えるのがおすすめ♪この後にクレームダマンドを流して焼いたりする場合はすこし焼き色を抑えるくらいがおすすめだし、そのままムースなどを流すならしっかりしたきつね色が良いです☆

タルト型への敷き込みのポイントまとめ
- 伸ばすときの生地の硬さ&厚さは均等に
- 型の角を意識して敷きこんでいく
- パレットは引くように使う
- ボート型(バルケット型)の場合は一気にとる方法をお勧めする
- タルト台の焼き色は使う用途によって変えていく

言われた通りポイントを押さえながらやったら簡単に出来ました♡

皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね☆お菓子作りのレベルがきっと上がります!

タルトの敷き込みが上達するとかなり自分のレベルが上がった気がしてうれしいですね♡ 今回もありがとうございました♡