今回はパラチニットを使った引き飴の配合を紹介したいと思います♪
パラチニットの特徴は加熱温度が180℃を超えても色味がつかないことです
- 引き飴で青色や水色を表現したい
- 湿気がつよい時期に使用する
このような時に重宝されるのがパラチニットの引き飴
パラチニットはイソマルトとも呼びます
基本的な炊き方などはグラニュー糖を使った炊き方などに似ているので難しくないです
グラニュー糖を使った飴の炊き方はこちらからどうぞ♪
今回も覚えていて損はない配合です!!早速スタート☆
表現したいものによってはパラチニットの方が良かったりするんですね♪よろしくお願いします♡
パラチニットを使った引き飴の炊き方
パラチニットの引き飴 配合
- パラチニット100%
- 水10%
- 水飴5%
- 食用色素 適量
今回は
- パラチニット300g
- 水30g
- 水あめ15g
で作っています!
使う道具
- 手鍋
- ゴムベラ
- 温度計
- シルパット
- マーブル台
- ゴム手袋
飴細工で使用する道具をまとめて紹介しています♪
パラチニットを使った引き飴の炊き方
①手鍋にパラチニットと粉末の色素を適量入れよく混ぜる
②①に水と水飴を入れて火にかける
③170℃になったら火を止め濡れたダスターなどにおき温度上昇を抑える
炊いた後でも予熱で温度上昇するので気を付けましょう
④マーブル台の上にシルパットを敷き、そこに飴を流していく
⑤縁の方から固まり出すのでそれを真ん中に寄せて飴を集めていく
⑥⑤を何度も繰り返すと少しだけ飴が固まり出すのでコロコロと転がして細長くしていく
⑦⑥を三つ折りにしてまた転がして細長くしていく作業を繰り返す
⑧70℃くらいになったら飴を引いていく。引きムラができないように時折飴を返しながら引いていく
直接触れないで温度を手軽に測れる赤外線式温度計は飴細工やチョコレート細工をするときにとても便利です!
瞬間的にササっと温度を測ることができるので、飴を冷ますときはもちろん飴をモンタージュ【組み立て】をするときにかなり重宝します!お値段もそこまで高くないのでおすすめです♪
⑨サテン状のツヤが出てきます。引き終わりのタイミングはMAXのツヤの少しだけ手前のイメージです。
出来上がり☆
あれ?少し時間がたつとツヤがなくなってきた!失敗ですか?
大丈夫!作業する時にはちゃんとツヤが出るよ☆
飴ランプの下で温めて使用します
ちなみに飴ランプは自家製です♡
引き方の説明はこちらからどうぞ♪
パラチニットの引き飴ポイントまとめ
- パラチニットの引き飴は青色や冷たい感じの白色を作るのに便利
- グラニュー糖に比べ少し湿気に強い
- 温度上昇を抑えるために濡れたダスターを使う
- 引きムラがないように引いていく
- 引き飴ブロックのツヤがなくなっても大丈夫
グラニュー糖の飴とパラチニットの飴を使い分けていろいろな表現をしてみてください!
自分自身もコンテストに出品するものはグラニュー糖の引き飴とパラチニット引き飴をいろんな箇所に使い分けたりしています。
飴の伸び具合なども違うのでぜひ作って触ってみてください!
何事もチャレンジは大事ですね♡色々試してみるといつか自分自身にあった配合に出会えると思います♪今回もありがとうございました♡